島根旅行~運気を上げる旅~ 2日目
皆さんこんばんは
猛禽類です!!
本日は島根旅行2日目
昨日は、大阪から移動して、カラコロ工房を訪問。
本日は、松江市内の史跡を巡りました。
国宝・松江城
松江城は慶長十六年(1611年)に、堀尾吉晴によって築城されたお城です。
まず、大手門の駐車場から場内に入ると、目に飛び込んでくるのは高い石垣と櫓です。
櫓は、明治時代に取り壊されたものを平成13年に再建したもので、太鼓櫓、中櫓、南櫓が復元されています。
大手門跡をくぐり、石段を上ると、二の丸が現れます。
二の丸には、松江神社が鎮座しています。松江藩初代藩主松平直政を主祭神としています。
松江神社の狛犬もコロナ対策万全(笑)
パパは、ウイルスを噛み殺し
ママと子どもは、しっかりマスクを着用していました(かわいい)
ちなみに、子どもの狛犬が鎮座するのは珍しいので、そこもぜひ見ていただきたいです。
築城当時から現存する天守は5層6階、国宝に指定されています。
しかし、一度は国宝から除外されてしまいますが、平成27年7月8日に国宝に再指定されます。
南側からは宍道湖が一望できます
天守閣を堪能したら、もと来た道を戻らず、北側へと行きましょう!!
野面積みの石垣を見ながら、10分ほど歩くと、堀が現れます。
お堀沿いをさらに北に進むと、武家屋敷調の建物が現れます。
そこが次の目的地です。
小泉八雲記念館~怪談を愛した外国人の足跡をたどる~
パトリック・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、ギリシャで生まれ、イギリスで幼少期を過ごします。その後、アメリカなどを転々とし、万博で日本の文化に触れ、ニューヨークで『古事記』を読んだことをきっかけに日本に興味をもちます。
その後、松江で生活をし、松江藩士の娘と結婚します。
「耳なし芳一」や「雪女」など、なじみ深い怪談話を世に残しています。
小泉八雲記念館では、彼の生い立ちや、彼にまつわる遺品など展示しています。
周辺には、小泉八雲旧宅、武家屋敷、田部美術館などの観光スポットがありますが、時間の関係上、今回は訪問を断念しました。
喫茶きはるで休憩
松江城の周辺散策で疲れたら、喫茶きはるで休憩しましょう
現代の名工「伊丹二夫」氏による、創作上生菓子と抹茶が楽しめます。
松江歴史館の内部に併設されており、落ち着いた雰囲気があります。
今回は冷抹茶と和菓子のセットを注文
和菓子は、いくつかある中から自由に選べます。
ちなみに今回は「秋桜(コスモス)」を注文しました!!
古代遺跡巡り① 大庭鶏塚
ここからは完全に趣味の領域に入りますwww
松江市は島根郡と、意宇郡の一部から成っています。
とくに意宇郡は、出雲国の国府があった郡で、古代から出雲国における政治や文化の中心でした。
そのため、松江市内には数多くの史跡があります。
そも一つが大庭鶏塚です。
四角形をした「方墳」で、一辺42mもある、出雲最大級の方墳です。
出土した須恵器や円筒埴輪の年代観から、古墳時代後期の築造と考えられています。
古代遺跡巡り② 山代二子塚古墳
大庭鶏塚から、道路を挟んで反対側にあるのが山代二子塚古墳
「前方後方墳」と呼ばれるタイプで、前も後ろも方形をしているのが特徴です。
全長は94mで、前方後方墳としては全国1位の大きさで、島根県でも最大の古墳です。
山代二子塚古墳の特徴的な展示として、土層断面展示があります。
これほど広範囲にわたって古墳の土層展示がされているのは、この山代二子塚古墳だけです。
古代遺跡巡り③ 山代郷正倉跡
次に訪れたのは、山代郷正倉跡。
庶民から納められた租や正税を保管しておく公的な倉庫を正倉といい、基本的に郡に1つの正倉が設けられるのが一般的です。
しかし、意宇郡では、4か所設置されていたことが『出雲国風土記』に記されています。山代郷正倉はそのひとつです。
8世紀~9世紀の正倉遺構を中心に、室町時代まで営まれていたことがわかっています。
古代遺跡巡り④ 岡田山1号墳
『出雲国風土記』などで名前の登場していた「額田部」という氏族の名前が刻まれた刀が発見されたことから、非常に貴重な古墳です。
神魂神社を参拝
八雲立つ風土記の丘を後にし、神魂神社(かもすじんじゃ)に向かいます。
神魂神社の御祭神は伊弉冊大神と伊弉諾大神。最初の夫婦神として知られます。
しかし、これは中世以降の記録にみえるもので、それ以前の祭神は不明です。
また、『出雲国風土記』や、『延喜式』神名帳(平安時代における全国の神社の一覧)などにも神社の記載がなく、実際には鎌倉時代の創建と考えられています
社殿は、出雲大社と同じ「大社造」と呼ばれるものです。
かなり至近から大社造を見学できることがとても魅力的です。
出雲大社では回廊に囲まれていて、大社造の全容を確認することができないため、ここで予習していくといいでしょう。
はにわロードで八重垣神社へ
神魂神社から、少し行くと、「はにわロード」と呼ばれる遊歩道が整備されています。
名前の通り、遊歩道の脇には、さまざまな埴輪が並んでおり
見つけながら歩くのも楽しみのひとつです!!
はにわロードをずっと歩いていくと、八重垣神社に到着します!!
※全ルート歩いた感想ですが、入口付近と出口付近以外は、少々荒れていました。全ルート歩く際はご注意ください。
恋の聖地 八重垣神社
はにわロードを抜けると、夫婦椿が出迎えてくれます。
夫婦椿は、2つの椿の木が長い時間を経て1本の木のようになった「連理木」の一種です。
夫婦椿から、道路を渡ったところに、八重垣神社があります。
素盞嗚尊と櫛稲田姫といえば、八岐大蛇退治の神話があまりにも有名です。
八重垣神社は、八岐大蛇を退治したあと、2神が住居を構えた場所に建つとされています。
そのため、縁結びの御利益があるとして、全国からカップルや、良縁を求める人が多く参拝に訪れます。
素盞嗚尊が詠んだ「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」という和歌もあまりにも有名。
この和歌から、「出雲」という国名がつけられました。
また、和歌発祥の地ともされています。
八重垣神社奥の院では、「鏡の池」と呼ばれる場所があります。
八岐大蛇からこの地で身を隠していた櫛稲田姫が、鏡の代わりにのぞき込んでいた池だと言われています。
この池に、社務所で授与されている和紙を浮かべ、小銭をその上に載せる占いが非常に有名。
願いを込めて、小銭を載せ、沈む速度が早ければ願いが早く成就し、遅ければ遅く成就するといわれています。
ちなみにわたしは3分ほどかかったので、かなり厳しいようです(笑)
出雲市へ
八重垣神社の参拝を終え、明日の活動範囲である出雲市へ向かいます。
電車の車窓から、宍道湖に映える夕陽が撮れました
なんかいいことがありそうです
明日は、出雲大社中心に、出雲市内の名所旧跡を巡りたいと思います。
それでは